web制作オワコン、webデザイナーの将来性という検索キーワードについて私が思う事

在宅デザイナーしてるMika(@designer_mika)です。
目次
近年、web制作で増えてるキーワード「オワコン」について
最近、web制作はオワコン化したとユーチューバーやブロガーが言ってることが増えていると思いました。
本当にそうなんでしょうか?
Webデザイナー、コーダー、エンジニアになる為にめちゃくちゃ勉強したのにオワコン化された職業だと言われたら辛いですよね。
Googleサジェスト、教えて!goo、Yahoo!知恵袋のキーワードを一括で表示する下記のツールで調べてみました。
https://www.related-keywords.com/
全キーワードリストの中に「web制作 オワコン」の文字がありました。

Googleトレンドも「webデザイナー」で調べてみました。 注目のキーワード結果(2020年5月5日時点)で下記のような結果でした。
1位 副業
2位 webデザイナー 未経験 求人
3位 webデザイナー 副業
4位 webデザイナー 将来性
5位 webデザイナー 独学
気になるキーワードはwebデザイナー+副業みたいですね。
そしてこれからwebデザイナーになる人は職業としての将来性が気になるという事。
将来性を気にすることについてはオワコンと書かれてる記事が多いことやWix、STUDIO、webflowなどno-codeプロダクトサービスに注目が集まっている点が大きいと思います。
そうです! もうその気になればwebコードやデザインできなくてもweb制作はクライアント側で作成できる時代になっているんです。
Web制作やwebデザイナーの先行きや将来性は不明だと思っています。
今年に入ってからコロナ不況でどの業界も将来性なんてわかりません。
どの業界に入ったとしても会社で正社員で働いたとしても真に安定した仕事はこの世に存在しませんけどね。あるなら知りたいです。
Web制作の仕事ってどんな人が向いてる?
YouTubeのフリーランスエンジニアも「本当は自分コード書くの興味ないんだよね。生活のためにやってるんだよね。」と答える人もいます。
エンジニアやった後はSEOやブログで成功して稼いでいるようです。
その人は仕事内容よりも働き方を選んでエンジニアの職業を選んだそうです。
人見知りで引きこもりたい内向的な人だったからエンジニアを選んだ人も多いです。
リモートワークしたい人にはweb制作は一番適してる仕事だと思います。 特に人見知りで内向的な性格の人には向いてると思います。
私が普通の事務職や接客の仕事は向いてないけど会社でwebデザイナーの仕事だけは続けることができています。
オワコン、将来性、稼げない、とか悲観的な気持ちになるよりも 自分の性格と能力を理解した上で「自分に合う働き方」を選んだ方がオススメですね。
私もwebデザイナーをなぜ選んだかというと在宅で仕事できる事が一番大きいです。副業、フリーランス案件で収入を作りやすい点もwebデザイナーのメリットと思います。
会社員webデザイナー、コーダーもリモートワーク可能な会社も近年増えています。
性格とやりたいことが当てはまっていればwebデザイナーやコーダーの職業を選んでもいいと思います。
オワコン化しないためにはどんなスキルが必要になってくるのか
webデザイナーでコーディングできない人は市場価値として低いので会社の給料は低い傾向にあります。
転職サイトで検索したら必ずwebデザイナー求人はコーディングは必須という条件が多いです。
webデザイナーで正社員になる人はデザインもコーディングもできる人が多いです。
会社で働いていてデザインのみしかできないデザイナーはweb制作会社では非正規の人が多いと感じます。
稼げない、オワコン化と言われてる人たちは恐らくデザイン制作しかやってない人を指していると思います。デザインで売上アップに貢献できてないデザイナーが大勢いることもあるのではないかと。
本当はweb制作はデザイン、コーディングスキル云々よりも必要なのはサイト運営スキルのような気がします。
フリーランスであればwebデザインの他に以下のようなスキルがあれば仕事は格段に取りやすいとは思います。
- マーケティングができる
- SEOができる
- Webコーディングができる(HTML/CSS/JS/WordPress)
- ライティングができる
- イラスト描ける
- 写真撮影ができる
私は今の所、webデザイン×コーディング×イラストのスキルです。 掛け算式で3つくらいスキルがあると制作のみでも案件自体は取れると思います。
私は今まで直接営業しなくてもwebのポートフォリオだけで案件取れていましたからね。
私は今のスキルにSEOかマーケティングを追加できたらいいなと思っています。
Googleアナリティクスの設置とかコーディングに関わってくるので結局コーディングもある程度覚えてる方がweb系では有利ですね。
私が運営してるこのWordPressブログはアクセス解析、アドセンス広告、webのコーディングの追加修正も裏側で自分で行なっています。
こういうサイト運営スキルは画像のデザインしかできない人にはできないことだと思っています。
幅広いスキルを持ってる人の方が今の仕事がなくなったとしても他の仕事につける可能性はあります。web制作がオワコン化したとしても別の職業に就けばいいだけです。
オワコンと言ってる人の特徴と言いたかった事の考察
web制作オワコンと言ってる方達はweb制作以外のライティング、プログラミング、マーケティングのスキルを身につけた人たちでweb制作スキルなくても食べていける人が多い印象です。
将来的にweb制作が特殊スキルではなく事務と同じように単純化されて、誰でもできる時代に移行する流れを感じるのでweb制作のみで勝負し続けるのは競争過多になり苦しくなってくると言いたかったのではないでしょうか。
それは事実だと思います。
GWを返上してフル稼働してるweb制作会社もTwitterでいましたからね。(ただ、その愚痴を私や他の人へぶつけてる感じなのは経営者としていかがなものか?と思いましたが)
web制作の仕事は常にフル稼働しないと安定的な収入が入ってこないというワークフロー、働き方を改善するべきだとは思います。 会社なら単価安いBtoCよりもBtoB向け(企業間)サービスの案件受けるとか、マーケティングやブランディングの仕事するとか。制作以外の仕事を受けるとか色々やりようがあるような気がします。会社なら尚更、個人のフリーランスと同じように制作受注するスタイルでは仕事が将来なくなりそうです。
フリーランス、制作会社共にweb制作は仕事に並があるのは事実です。
web制作ツールが近年発達していて低コストから始められるし、社内にインハウスデザイナー、エンジニアを雇う会社も日本で徐々に増えてきているので、制作会社に依頼する仕事は減っていく可能性はあると思います。
今後、どんなwebデザイナーに需要があるのか
最近思いますけど、誰でも作れるようなテンプレのようなデザインしか作れないデザイナーだとAIに取って代わられちゃいそうです。
AIでは再現が難しいデザインスキルがある方が今後のスキルとして有利かもしれません。
やっぱり日頃からデザイン本読んだりスキルアップする思考はデザイナーにとって大事です。デザイナーの思考がフロントエンド(コーディング)に寄りすぎてもダメかなと。
私の去年のフリーランスのweb案件は8割がwebデザイン、LPデザインのみの案件でした。 今、webデザインのみの案件がコーディング込みのwebデザイン案件よりも増えてるように思います。
私はクライアントの要望を汲み取って綺麗にデザインを作成できるデザイナーは一定の需要あるのでオワコン化はしないと考えています。

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